ブッシュの貫通タイプと非貫通タイプって何が違うのか?

ブッシュの貫通タイプと非貫通タイプって何が違うのか?

ブッシュとは上記の写真のボードとフレーム(フォーク)を繋いでいるスノーバイクで非常に重要なパーツです。いろんな販売店のサイトなどでいろんなパーツ見ていると、必ず出てくるのか「非貫通ブッシュ」というワードです。構造がわからないと意味もわかりにくいので順を追って説明します。

構造を見てみよう

左が貫通ブッシュで右が非貫通ブッシュです。ゴム部分の中で上のネジと下のネジが繋がっているいるかどうかが、繋がっている=貫通繋がっていない=非貫通、ということになります。右側のイラストは非貫通ブッシュの断面になっています。上下のボルト部分は鉄板に溶接されておりゴムと一体化され成型されています。この非貫通ブッシュは汎用エンジンの防振マウントをベースに硬さなどが適正化され専用品となっています。今の主流は非貫通ブッシュになっています。

どちらがいいのか?

2019モデルでは、スノースクートは全モデル非貫通ブッシュが標準で採用されています。スノーモトは貫通ブッシュが採用されています。同じ条件で乗り比べれば必ず違いは体験できるので、自分に合った方を使用すればいいのですが、非貫通ブッシュには乗り味以上に圧倒的なメリットがあります。

それは、メンテナンス性が非常に良くなるということです。

その昔、スノースクートも全てのモデルが貫通ブッシュだったときには、組むのもバラすのも一苦労だったのですが、この非貫通ブッシュの登場によりボードも外すのも容易になり、かなりの恩恵を受けることができるようになりました。これは両方体験したことある人なら、ほぼ非貫通ブッシュの方を選ぶほどのものです。

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