スノーバイクって何? スノースクートとスノーモトの違いは?

スノーバイクって何? スノースクートとスノーモトの違いは?

スキー場のサイトや、メーカーのカタログやサイト内などではSNOWBIKE(スノーバイク)、SNOWSCOOT(スノースクート)、SNOWMOTO(スノーモト)などとさまざまな名称が出てきます。それぞれの違いは何かのか、自分はスノーモトだけどスキー場のサイトでは「スノースクート滑走OK」となっているけど滑っていいのかわからないなどの場合も含め解説していきます。

基本的には同じもの

正式な分け方の定義は存在しないのですが、前後2枚のボードフレームとフォークにそれぞれ固定されており、ハンドルがフォークを介して前ボード繋がっていて操作が出来るものというのが大きなポイントになっています。基本的にはスノースクートもスノーモトも同じですが、それぞれに開発コンセプトが違うので滑走性能などは異なるものになっています。

ブランド名称とスポーツのカテゴリー名(ジャンル名)

もう少し掘り下げると、各社が使っている「スノーバイク」という言葉はスポーツの名称(スキー、スノーボードと同意語)で「スノースクート」「スノーモト」は各社のブランド名称となっています。ただし、スノースクートに関しては歴史が長くスノーバイクという名称よりも先にブランド名が認知されスノーモトなどよりも市場に出ている台数が圧倒的に多いので「スノースクート」といえばハンドル付きのアレねというぐらいには認知はされています。(過去にはジック・ジャパン製以外のスノースクートも発売されていました)

もう少し詳しいブランドの話

スノースクートある程度古くからあり台数も多いため、世界では数社のスノースクートメーカーがあります。元々はフランスのSUNN(サン)という自転車メーカーが製造していましたが、2001年以降製造しなくなり各社それを踏襲した形で製造を始めました。日本ではSUNNの輸入代理店であったジック・ジャパン社がオリジナルとして製造を初め国内ではSNOWSCOOT(スノースクート)をブランド名としています。スノーモトもアメリカのクライトン社発売され、日本のSAI社が輸入代理店でしたが、2006年権利を引継ぎ改良を重ね現在に至っているようです。

構造上の違いについて

基本的には見た目はほぼ同じです。大きな特徴としてはサドル(シート)が付いているかというところですが、各社ボードの形状やフレームのサイズが異なったりと細かな部分は違いを出すために異なり、ボードも互換性が合ったり無かったりと微妙な共通点もあるので、自分の滑りに合った一台を見つけるたのしみもあります。

滑走可能ゲレンデは共通

これも基本的には共通です。ただしスノーモトのシート部分が、折りたためるモデルや外したりしていれば問題ないですが、昔のモデルで固定されているものはリフトの乗り方が異なるのでスキー場によっては滑走規制に注意してください。

滑走可能ゲレンデ一覧はこちら

まとめ

どちらも同じようなもので、ブランド名の違いである。一部を除き※滑走可能ゲレンデなども同じでOK。2019年時点での大きな違いは、ボードの取付けサイズの違いとシートの有無となっている。乗り味の違いは「スノースクートだから、スノーモトだから」と言ったものではなくボードの種類やフレームジオメトリーから来るものであり、各ブランドのモデルごとでも非常に乗り味が異なる。ただしボードの脱着に関してはスノースクートの方がメンテナンス性が非常に良い。

※滑走可能ゲレンデはスノーモトでシートを折りたたんでいない、折り畳めないモデルは扱いが異なるところがある

 

 

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